インブリカータ
ホヤ インブリカータ
スマホは横向きのほうが見やすいかもしれません。
シノニム:なし
※homotypic synonymとheterotypic synonymです=受け入れられていない名前。
■育て方/栽培/ケア■
《低地種/SecC》 左記分類について
※ディスキディアではありませんが「低地種/SecC」相当のアリ植物です。
●自生地:フィリピン、インドネシアのスラウェシ島の湿った熱帯生物群系。スラウェシ島中部の標高 600m以下では一般的でフィリピン諸島全体にも自生している。
●葉幅は最大で30㎝近くなるようで長期的な栽培は難しいかもしれません。
ディスキディアと同様にキョウチクトウ科の植物で乳白色の樹液がかぶれなどを引き起こす可能性があります。
ホヤはペットには無害です。
●根本的に室内で育てられるサイズではなく、温帯地域では野外で冬を越すこともできません。
●本来のサイズまで育つことなく枯れてしまう事も多いようです。
※鳥:コウライウグイス、フィリピンなど。稀に日本にも飛来する。
●暖かい時期
●一度花が咲いた場所から毎年花を咲かせるので、花が咲いているツルは切らない方が良い。
●つるの長さ1mがHoyaの開花の目安と言われている。
●花には霧吹きしない。ホヤの花はたまに臭いものがありますが、H. imbricataはいい香りだそうです(日中は無臭です)。
●耐暑性はあるが寒さは苦手。冬はなるべく10℃以上に保つようにする。
●夏の直射日光は避けた方が良い。
●”密林”ではなく放棄されたコーヒー農園のようなそこそこ開けた熱帯雨林の日陰の木に多いようです。明るい間接光位が良いのでしょうか?
●空中湿度を好む(60%以上が良い)。
●自生地ではFig88のように木の幹にピタッと張り付き、葉と幹の隙間はあまりない( ≒ 気密性が高い)。その為葉の内部にある根は乾燥から守られているのかもしれません。根の乾燥には弱いかも?
●不明
●過湿にならないもの。
●肥料:それなりに必要かも。
・自生地ではH. imbricataはアリなしで成長する事はほとんどないアリ植物です。常にアリから養分を供給される環境で成長しています。着生蘭などよりも肥料の要求量は多いと思われます。
●ハンギングには向いていない?
●自生地では細い木の枝で見られることはあまりなく、ほとんどがFig88のように幹に着生しているそうです。木の枝から垂れ下がった状態で成長する事は苦手なのかもしれません。
●葉は2枚1組で出てきますが、どちらか一方はいずれ枯れていきます。
●水分過多が原因の症状
・根腐れ/葉の黄変/成長が止まる/茎が柔らかくなる。
●低温が原因の症状
・葉の黄変/葉がしおれる。
自生地での様子
●色合いも変化が大きいようです。
【花の写真はこちら】
ミルメコドマチア
●ミルメコドマチア:植物が葉などで作ったアリの居住地。
●ホヤ インブリカータの葉は木の幹にぴったりと張り付き、その小さな隙間からアリが出入りし、巣を形成している。
●アリ植物についてはこちら
●画像ID: ①著作者②作品名③ライセンス形態④備考⑤URL
・Fig26:①danpvdb②Hoya imbricata③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/35306426
・Fig62:①squiresk②Hoya imbricata③CC-BY④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/165282162
・Fig88:①casarido②Hoya imbricata③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/59310988
・Fig91(2点):①dongszkie②Hoya imbricata③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/115270191
フィリピン:16世紀のスペイン統治時代の面影が残る世界遺産ビガン
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