Fishbone Cactus


フィシュボーンカクタス

森林サボテン

エピフィルム

Selenicereus anthonyanus

Disocactus anguliger

Weberocereus imitans


スマホは横向きのほうが見やすいかもしれません。

Selenicereus anthonyanus

●シノニム:Cryptocereus anthonyanus
●現地名:Pitayita Nocturna ※スペイン語
●自生地:メキシコ南部の湿った低地の森林。
 熱帯常緑樹林または雲霧林に自生。
●温度 :0℃付近まで大丈夫
●花の色:赤で10~15㎝
●他2種よりやや光を好む?
●他2種より適応力があり育てやすい。

Fig3
Fig1

※写真で見た印象では、葉(のような部分、以後葉と書きます)が細く魚の骨の様なのがSelenicereus anthonyanus, 葉の面積が広いのがDisocactus anguligerにみえますが地域変異など変異が多く花が咲かないと区別がつきにくいようです。
※上記三種の雑種/交配種も流通している。

Disocactus anguliger

●シノニム:
 Epiphyllum anguligerum
 Phyllocactus anguliger
 Cereus mexicanus
 Epiphyllum darrahii
 Phyllocactus darrahii
 Phyllocactus mexicanus
 Phyllocactus serratus

 (Epiphyllum anguliger ???)
●自生地:メキシコ中央から南西部の標高1000~2000m位
●花の色:白/外側が黄で7~15㎝

FigA
FigD: 二枚とも

Weberocereus imitans

●シノニム:
 Cryptocereus imitans
 Eccremocactus imitans
 Werckleocereus imitans
●自生地:コスタリカ, (ホンジュラス)
 季節的に湿った低地の森林に自生。
 標高1000m以下の狭い範囲に自生する絶滅危惧種(EN)
※ホンジュラスでの記録は誤認の可能性が高い。
●花の色:白系で5cm位
空気の変化に非常に敏感で、温度や湿度が合わないとつぼみを落とす。
●上記2種より小さい。
●流通量は少ないと思われる。

Figα

Figα: Nadja Korotkova/Thomas Borsch/Salvador Arias(2017)[A phylogenetic framework for the Hylocereeae (Cactaceae) and implications for the circumscription of the genera]Phytotaxa 327(1):12

※本サイトのシノニムはhomotypic synonymとheterotypic synonymです=受け入れられていない名前。


■育て方/栽培/ケア■

●別名:Epiphyllum anguliger, Zig Zag cactus, Ric Rac cactus
●大きさは1m以下と書かれている事が多いようですが着生するとはるかに大きくなるようです。5m超?10m??

注意

人体に毒性は無いようです。

猫や犬にも毒性は無いようです。

難易度:丈夫

●特に難しくはない。
W. imitansは神経質かも。

開花

●夏、夕方頃一日しか咲かない。
●開花は難しいようです、根張りと光量が大事。根が詰まり気味の方が咲きやすいようです。早春がカギ?

温度

●5℃以上、室内であれば冬も問題ないと思います。
D. anguligerは多少高温に弱い?
●最上段の画像はEpiphyllum anguligerとして購入したもので室温35℃以上になる真夏でも順調に成長しています。

●真夏の朝晩直射日光が当たる位でも大丈夫です(念の為日光には徐々に慣らしていった方が良いですが)。現地写真を見るとそこそこ直射日光が当たる場所でも自生しているようです。

湿度

●空中湿度を高める。
●着生植物の為、土中の根の過湿はよくない。

FigE: D. anguliger
対流

●樹上に着生している植物ですので換気をよくする。

FigB: D. anguliger
培地

●肥料が多すぎると花が咲きにくくなる。

植え替え

●適当に培地に差し込めば成長する。

その他

●どこからでも根と茎が生えてくる。
●葉が丸いものV字型のもの、葉の切れ込みが浅いもの深いものがあるようです。

トラブル

●先端の根が枯れてきたら水分が足りていない。

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葉の切れ込みが深いタイプ


Fig1:S. anthonyanus
Fig4: S. anthonyanus

Zig Zag系が好きな方はこちらもおすすめです(画像をクリック下さい)。

エリア アポロイデス

コロンビアへの人為的移入

画像はグーグルです。

●Googleのストリートビューでコロンビアに移入したフィッシュボーンカクタス(S. anthonyanus?)を見つけました。
●場所:コロラド州カリ市

Map data @2023

・中央の木にかなり長く電線より高い位置まで伸びています。

Map1

・まるでつる性植物のようですね。Map2はMap1の反対側の根元付近の画像ですが上までつながっているのでしょうか?

Map2

●画像ID: ①著作者②作品名③ライセンス形態④備考⑤URL
・Fig1:①thaisa_lisboa②Selenicereus anthonyanus③CC BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/99139661
・Fig3:①el_toro②Selenicereus anthonyanus③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/42565641
・Fig4:①ademircarosia②Selenicereus anthonyanus③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/118989395
・FigA:①emmguevara②Disocactus anguliger③CC-BY-NC-SA④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/7145544
・FigB:①guillermomtz11②Disocactus anguliger③CC-BY-NC④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/127567419
・FigD:①emmguevara②Disocactus anguliger③CC-BY-NC-SA④SA,翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/5318963
・FigE:①pcarreyes②CC-BY-NC③Disocactus anguliger④翻案⑤https://www.inaturalist.org/observations/115441361


ズグロアオフウキンチョウ/Black-capped Tanager:コロンビアなどに生息

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