Tillandsia:Tank Type


上図:Fig35, チランジアとレスプレンデント ケツァール(キヌバネドリ科)

チランジア

タンクタイプ

Tank


●葉の内側に雨水(霧水)をためて水分を得ている。普通のチランジアより水を好みます。


スマホは横向きのほうが見やすいかもしれません。

Tillandsia australis

アウストラリス《T》大型

分布:アルゼンチン, ボリビアの亜熱帯生物群系
●かなり大きくなる。

●シノニム
Tillandsia maxima
Tillandsia maxima
var. densior

FigA61
FigA23

Tillandsia biflora

ビフローラ《T》

分布:中南米の熱帯生物群系。標高2000~3000mの森林に着生する。現地では珍しい種ではないようです。
温度高温に弱く栽培が難しい。高山植物と考えた方が良いかもしれません。
葉色:変化が大きい。色の違いは環境要因が大きいらしい。光が強い方が赤くなるが、光量だけでなく紫外線の影響も大きく、高地の方が赤くなる。
●光量が少ないとヒョウ柄はぼやけて来るようです。
●FigB01はエクアドルのロハ、それ以外はコロンビアで撮影されたものです(ロハの気候はこちら)。
Tillandsia stipitataと非常によく似ているがT. stipitataは商業的には流通していないはず(現地採集のT. bifloraに混じっている可能性はある??)

●シノニム
Diaphoranthema biflora
Tillandsia augustae-regiae
Tillandsia biflora var. cruenta
Tillandsia grisebachiana
Tillandsia violacea

FigB01:ヒョウ柄
FigB02:赤
FigB03:茶色
FigB04:緑
FigB05:CC-BY-NC-SA
FigB06
Google: コロンビア、T. bifloraの自生地

コロンビアのカルタヘナ 旧市街の教会(Catedral Santa Catalina de Alejandria)

Cartagena en Colombia

Google

Tillandsia complanata

コンプラナータ《T》

分布:中南米の熱帯生物群系

●シノニム
Platystachys complanata
Tillandsia axillaris
Tillandsia complanata
subsp. latifolia

FigC01
FigC02

Tillandsia leiboldiana

レイボルディアナ《T》

分布:中米の湿った熱帯生物群系、ベリーズでは標高700~1000mに自生。
●水が大好き、湿度の高い森林に自生し、朽ちた倒木など地面に近い所(樹上より高湿度)にも自生しているようです。
●比較的小型
●シノニム
Tillandsia aschersoniana
Tillandsia coccinea
Tillandsia leiboldiana var. guttata
Tillandsia lilacina
Tillandsia phyllostachya
Tillandsia rhodochlamys
Tillandsia sparsiflora
Tillandsia xyphophylla
Vriesea siebertiana

FigL01
FigL09
Google

●メキシコ チアパス:T. leiboldiana の自生地
右側樹上の黒い塊は着生植物(T. leiboldianaとは限りません)。

Tillandsia machupicchuensis

マチュピチュエンシス《T》

分布:ペルーの熱帯生物群系
●詳細はこちら

チランジア マチュピチュエンシス

Tillandsia somnians

ソムニアンス《T》

分布:エクアドル、ペルーの湿った熱帯生物群系。標高3000mでも見られる。
●丈夫
●開花後に花茎から子株を出す(胎生/vivipary)ので数珠つなぎになる。
●シノニム:無し

胎生/vivipary:種子が親株に付着したままの実の中で発芽すること。日本のチランジア業界?では胎生の植物を一般にヴィヴィパラ/viviparaと言っていますが「vivipara」は「胎児動物」のようで、植物では「vivipary plants」「viviparous plant」のように表記するようです(種小名がviviparaの植物はありますが)。

FigS24
FigS24

Tillandsia tragophoba

トラゴフォバ《T》《大型》

分布:チリ北部のアタカマ砂漠沿岸、海から2km以内の海岸山脈断崖内のケブラーダでのみ知られています。
通常、標高350~450mの急斜面で海が見える岩の露頭に自生している。
●石生または陸生植物
●アタカマ砂漠は一年以上降雨量が記録されない事もある世界で最も乾燥した地域と言われる極度の乾燥地帯で、T. tragophobaはカマンチャカと呼ばれる霧から水分を得ています。
●タンクタイプは直射日光に弱い種も多いですが、T. tragophobaは日光を遮るものがほとんどない所に自生しています。
●開花時の高さは0.8〜1m
●恐らく商業的な流通はないと思われます。
※ケブラーダ(quebrada): 山あいの道, 山峡, 峡谷, 渓谷(コトバンク)

FigT05
FigT05
Google:アタカマ砂漠

チランジアからかなり脱線してしまいますが…

チリ北部アタカマ地域

T. tragophobaの自生地であるチリ北部アタカマ地域は、水蒸気量が少なく晴天率も高く天体観測に適した地域で欧米各国が観測所を設置しているそうです。(画像はGoogle)

地球とは思えない航空写真。上の画像の中央下の白い所がセロ・パラナル山のヨーロッパ南天天文台 (ESO) パラナル山観測所、右上の赤い印がNGTS (次世代トランジットサーベイ) 、でしょうか?天文台の事はあまり知りません、ごめんなさい。

見渡す限りの赤茶色の世界です。

NGTSのYouTube
現在チャンネル登録者が7人ですので興味のある方は登録してみてはいかがでしょうか?
 → ngts ops

下: ヨーロッパ南天天文台 (ESO) パラナル山観測所

上: NGTS 観測所


Google:チリ、ラグーナ ベルデ



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