アンスリウム リリー

Anthurium ’Lilli’

Anthura(翻案)


リリー

アンスリウム リリー


スマホは横向きのほうが見やすいかもしれません。

Anthura社のプロダクトシート(翻案)

■育て方/栽培/ケア■

※LILLI®はAnthura社が交配したアンスリウムの改良品種です。”Lily”の綴りで出回っている事が多いようです。
※ちなみに別種のフラミンゴリリー(A. andraeanum)の綴りは”Flamingo lily”です。

●分布(原種A. andraeanum):コロンビア/エクアドルの湿った熱帯生物群系

注意

人体に有毒です。

ペットにも有毒です。

難易度:丈夫

●難しい植物ではない、強光が苦手な普通の熱帯性着生植物。

開花

●主に春、秋に咲くこともある。
●画像は開花直後、長期間咲き続けるが、だんだん色が薄くなる。

温度

●耐暑性がある。アンスリウムとしては寒さに強いです。
●販売元のカワイ園芸では安全を見て?15℃以上としていますが、この品種を交配したAnthura社では7℃以上と表記しています。実際、冬季の夜間7℃位でも大丈夫なようです。
●極端な温度変化がないほうが良い。

●耐陰性はあるが強光に弱い。
●室内の明るい場所、直射日光は避ける。
●低光量には強いですが光量が少ないと花が咲きにくいので明るく間接的な日光を当てる。
●下の換気欄のFig0の画像では直射日光に当たる環境のようです(原種のA. andraeanum)。

湿度

●水やりは培地が乾いてから。
●空中湿度が高い方が良いが根の乾燥は避ける。
●定期的に葉水を与える。乾燥しすぎると葉に茶色の斑点ができる。過湿もよくないが水切れはさせない。
●花には水はかけない方が良い。

対流

●アンスリウムは着生植物ですので風通し良く。

Fig0: A. andraeanum, エクアドルの標高1300mの山林
培地

●pH6.5位の緩い培地。
●施肥期間は4月中旬から10月下旬まで。
●窒素N,リンP,カリKの配合が同じ肥料。

植え替え

●根の成長が早いので大きめの鉢が良いかもしれません。

その他

●アンスリウムにしては小型です。
●冬には休眠期間が必要です。乾燥気味にして1か月半位は休ませる。

トラブル

●花が緑色になる:光量不足/休眠不足
●葉の茶色の斑点:乾燥/水の量が不適切/葉焼け


スパテとの比較

日照:スパテ(スパティフィラム)は弱光下では花が咲きにくいですがリリーなどアンスリウムは弱光下でも花が咲きやすいです。
肥料:リリーは肥料の要求量もスパテほど多くはないです。
大きさ:スパテは小型種でも想像以上に大きくなります。→リンク

◆スパテ好きの方にも絶対お薦め!
ちなみにスパテの英名は”Peace lily”です。

Anthura(翻案)

●画像ID: ①著作者②作品名③ライセンス形態④備考⑤URL
・Fig0:①ricardobenavides②Painter’s-Palette③CC-BY-NC④⑤https://www.inaturalist.org/observations/31453280

アンスリウム リリー

Anthura社のHPより

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